イエロー・マジック・カーニバル(Van Dyke Parks)

細野晴臣トリビュート

朝帰りの渋谷で細野晴臣トリビュートをフェルナンド・カブサッキのアルバムと一緒に購入。
この手のトリビュートものって両極端な出来になることが多いけど、このアルバムは成功している。

結局みんな細野さんの音楽が好きなんだな。
細野愛ですよ。

ポップスの素敵な面を知っている時代に産まれ、僕らに伝えてくれる音楽家である。
ポップなことがどれだけ素敵なことなのかが彼の音楽からは伝わってくる。

中学生の頃はあまり好きになれなかった彼の曲が大人になるにつれてすごくよくなってきている。
なんか核心みたいなものにふれているような感覚がしていたんだと思う。
神社の中をのぞいてしまったような感覚。この世とあの世の接点の音楽。

The Island (The Millenium)

The Millennium

無人島レコードっていう企画がミュージックマガジンに連載してて、本にもなっていたりする。
まあ僕にとって無人島にまで持って行きたいレコード、もしくは無人島で聞きたいレコードってなにかとふと考えてみた。(別に考えなくてもいいんだけど)


で、基本的に無人島にレコードなんていらないっていうのが僕の持論なんだけど(無人島に電力はあるのかと書いていた人もいたな)、それじゃあなんにもならないので1枚を選出。


それでいろいろ考えたんだけど、やっぱりミレニアムの”ビギン”なんじゃないかと。
名盤っていうのは数あれど、いろんな要素が一枚のアルバムに奇跡的に同居していて、穏やかで、美しいアルバムはこれかなと。
あんまり悲観的になりそうもない感じもいいと思う。無人島だし。

Fuzzy Groove (山本精一)

ライブ後

週末の山本精一Weekの第1日目。
会社近くのライブハウス”青い部屋”にて行われたExtreme Nightに行く。
最初のアウラノイザズっていう女の子2人はなかなかおもしろかった。


9時からお目当ての山本精一、ミト(クラムボン)、七尾旅人のフリーセッション。
フリーセッションとはいえこのままアルバムにできちゃうような完成度。
まだ数時間前のことだから余韻が残る。


山本の音楽はお化け屋敷みたいだと思う。

Misread (Kings of Convenience)

wine!

今年も例によってワイン飲みの新年会。


とりあえず去年の年末には
Meursault 1998(F. Mikulski)
飲みたかったミクルスキーはしっかり熟成していて良好。


さて新年会
Scharzhofberger Kabinet 1999(Egon Muller)
Chambertin 1990(Lou Dumont)
Ch.Clos de Sarpe 1999

シャルツホフベルガー。これもずっと飲んでみたかった。
思ったよりも酸が足りないような気もする。
1回で判断するのは早計だけれど、ベルンカスラー・ドクトールの方が好みかもしれない。
さて、ルー・デュモンのシャンベルタン。
意外に安かったのだが、正直よくできた村名ものくらいにしか感じられなかった。
だとすると値段は高いような気がする。
ブルゴーニュは難しいよ。
でも裏切られるからまた飲んでしまうんだよ。(何かと一緒だ)
Ch.Clos de Sarpe。しょっぱい。


で、なぜか正月早々買ってしまった。Le Dome 1999
衝動買いだ。
またいつ飲んでいいのかわからない。
Francも難しいのに。。。

Sleep Warm(Cornelius)

Sensuous

2006年の音楽。僕にとっての2006年の音楽はどうだったのだろうか。
すごくおもしろい動きがあったわけではない。
それでも音楽がやはりどんどんパーソナルになってきている感じはする。
特に特定の音楽を人に勧めたいわけでもない。そういう時代なのかなと思う。


そんな中で自然と浮かび上がってきたキーワードは”死”。
ネガティブな”死”だけではなく、”生”とつながっている”死”が音楽の世界で表面化しているような気がする。
CorneliusのアルバムSensuousも音楽誌が評価するほどよかったとは思わないけれど、”死”の臭いをもったアルバムだと思っている。三原さと志氏の死去の影響もあるかもしれない。


21世紀の最初の10年のうちの5年が過ぎたところで、もしかしたらこの10年は”死”の10年なのかもしれないと思う。
2001年の9.11はその幕開けだったのかもしれない。


来年はなにか表現できればいいなと。

La Dolce Vita (Hiroshi Fujiwara)

Ch. Cos d’Estournel 2001

週末お世話になっている人の誕生会に。
僕もポマールを1本持って行くが、それ以上においしいものをごちそうに。

アワビ(刺身、焼きアワビ)は肝のソースで。
オマールもおいしそうだった。(僕は甲殻類アレルギーなので舌平目)
それから鳩(こちらも内臓入りのソースで。これが絶品!)
最後はケーキとマンゴーのアイス(これまたフレッシュマンゴーを食べているよう)

ワインは
Champagne(Bruno Paillard 1995)
Alsace Riesling(Marcel Deis)
Chassagne-Montrachet(Jean Rijckaert)
Pommard 1er Cru ”Les Charmots” 2004(Alain Corcia)
Ch. Cos d’Estournel 2001(PP93)
Torbreck The Bothie (Sweet Wine)

鳩とポマールは抜群に合った。
しかもなぜかコスとマンゴーアイスも合ってしまった。

コスはいつ飲んでもおいしい。でもちょっとヤンチャだったね。
ごちそうさまでした。

She’s Gone Away (The Legendary Jim Ruiz Group)

The Legendary Jim Ruiz Group

ディスクユニオンの100円ワゴンをあさっていたら、なんとも懐かしいCDをみつけた。
なんとなく縁を感じて購入。
けっこういい。
今何してるのかなあ。

June & The Exit Woundsっぽくもあるけど、少しリラックスしてるかな。