甘い奇跡 (半野喜弘)
我が家にプリムールがやってきた。シャトー・リューセック2003。
ソーテルヌってハズレたことがないような気がする。どれもそこそこおいしいのだ。
逆にいうと辛口のワインを作る難しさがあるということか。
貴腐菌を葡萄につけること自体はそれなりに大変なのかもしれないが、醸造はまた別なのかもしれない。
熟成したソーテルヌは飲んだことがない。
これを空けるのにはなにか特別なこと起こさなきゃ!
When I’m Sixty Four (The Beatles)
今年ポールは64になったそうだ。
僕の父親は66になった。
ここ数年、中学まで育った宇部という街に行きたがっていた。
なかなかタイミングが合わなかったのだが、夏期休暇を利用して僕は父と宇部に2人で行った。
父親にとっては50年ぶりの街。小学校を訪ね、すっかり変わった校舎を見て、近所の厚東川にかかる沖ノ旦橋に。
昔ここからよく飛び降りたことは子どもの頃によく聞かされていた。
思っていたよりも大きな川だった。
橋の側に同級生のたばこ屋が残っていて、父は同級生と50年ぶりにぎこちない会話をした。
橋を渡り、当時住んでいた場所に行く。
今は更地になっていた。
農業用水用の溜池はそのままで、畑の跡もあった。
近所をぐるっとまわると小さな神社があった。
昔はお祭りをやったそうだ。
境内の中の絵馬奉納の札に目がいった。
僕の名前の最後に「幸」という一字を足した人の名前があった。
父親の家族は地元の人ではないし親戚なども、もうここにはいない。
だから全くの偶然なのだともうが、僕はこういう偶然が大好きだ。
きっと僕はここに来るべきだったのだろう。
僕と同じ名前に「幸」の文字。
都合よく解釈しておくことにする。
僕は父親が33の時に産まれた。
僕は今まさに33歳。
僕が66になったときには何を思うのだろう。
ポールは何を思った?
西友得の市 (Pacific231)
今日は火曜日。火曜といえば!
そう、西友の火曜得の市!!
ずっと気になっていたPacific231によるこの曲。
1年以上前に西友に問い合わせるも「発売の予定なし」とのこと。
あーネットでしか聞けないのか。
でも個人的に愛聴させて頂いております。幸せだなあ。。。
Pacific231。憶えておいてくださいね。Pacific231。
どうしても気になる方はこちらからどうぞ。
http://youtube.com/watch?v=zr0o_QgAS8U
Samba Saravah (Pierre Barough)
きっかけは友人が買った「男と女」のサントラだった。
僕が高橋幸宏を好んで聞いていたこと以上に友人が影響を受け、サントラを買ってきたのだ。
10代の終わりか20代の始まりの頃だ。
僕は友人のアパートでそのイントロのスキャットを聞くなり「ああ、この曲」とちょっと苦笑いだった。
フランシス・レイの有名すぎる曲はそのときの僕にとってちょっと気恥ずかしかった。
でも自分が気になったのはその何曲かあとに流れてきたぼそぼそと歌う奇妙な歌だった。
今まで聞いてきた音楽とは異なる音楽。
そのときはボサノヴァなんてよく知らなかった。
いまでもバルーのSamba Saravahは僕にとって特別な曲だ。
お世辞にも良いとは言えない音質だが、そこには唯一の空気が流れている。
今日本屋でバルーの本を買った。
本人のサインが入っている。
Saravah!
Digeridoo (Aphex Twin)
友人のイベントに参加。
Digeridooの生演奏をはじめて聴く。
アナログシンセみたいな音がするんだなあ。
ちょっと新鮮だった。
遠かったけど楽しかった。
僕もなんか曲作ろうかな。まあいつもそんなこと言ってるなあ。
ちなみに演奏者は元CHA-CHA。
Birthday Morning (The Association)
誕生日ですわ。
33になっちまった。全然実感ない。
だって聞いている音楽なんか10年前とほとんど変わっていない。
かわったことと言えばワインが好きになったことくらいか。
あと自分がリラックスしたせいで、友人は増えたな。
こんな偏屈な男につきあってくれてありがとう。
それからいろんなかたちでメッセージをくれた方もありがとう。
みなさんこれからもよろしく。
世界に平和を。そして素敵な音楽、人生を!!!
Peace!!!!!!!!!!!!